不動産事業をとおして、コミュニティをはぐくむまちづくりに取り組む泰有社。半期ごとに、入居アーティスト・クリエイターの活動を紹介する広報誌「泰有通信 vol.3」のコンテンツを、WEBサイトでもご紹介します。「Artists」では、横浜を拠点に世界で活躍したり、生活の場と活動の場が近かったりと、精力的に活動するアーティスト3組をご紹介します。
Artists 廣川裕美子さん、加山由起さん、似て非 works
トキワビル 廣川裕美子
アクリル絵の具に銀色の箔を用いて絵画を制作するアーティスト。近年は難民船やデモの人々を描いています。ワシントンDCで8年間を過ごし、NYで受けたインタビューで「移民」のアーティストとして紹介された経験をもつ廣川さん。自身の経験と作品は切り離せないものであると語ります。2020年11月にはワシントンDCの画廊で個展を予定。
泰生ポーチ 加山由起
日本画家で版画家の祖父・加山又造さんの作品管理に携わっています。2019年には日米の文化を接続し未来へ発展させようと、サンフランシスコにあるデジタルガレージ社の施設に水墨天井画《黒龍》(1980年代制作)の複製画を設置。同年、東京・中目黒にある日蓮宗実相山正覚寺でも複製天井画の屋外展示を行い、開山400年祭をお祝いしました。
泰生ビル 似て非 works
泰生ビルを拠点に活動する「nitehi works」。そこならではのモノやコトと出合い、予想外の価値にアップサイクルすることを活動の軸としています。「ゆたかなイばしょ」は、地域に集う子どもたちとともに「移動するコミュニティ」を生み出すプロジェクト。さまざまな場所にコミュニティーアートラウンジを開き、新しい風景をつくり出しています。
撮影:野田昌志
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