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泰生ポーチ
入居者ファイル#01
かねこまみさん(ひとしずく株式会社)

“入居者が主役”の「泰生ポーチ」について入居者が語るインタビューシリーズ。
今回は、部屋の内装リノベーションが自由である点を挙げてくれた、ひとしずくのかねこまみさん。

ゆるいご近所づきあいが面白い

「ソーシャルグッド専門のPR会社として、社会課題に応じた“後方(広報)支援”のPRをご提案しています。入居してから約 1 年経ちますが、ここには10名ほどのメンバーが出入りしていますね。泰生ポーチの魅力として挙げたいのは、入居時にリノベーションして手を加えることができること。弊社が後方支援をしているKUMIKI PROJECTのプロデュースでリノベーションを行い、メンバーみんなで壁を塗り、床を貼り、家具もつくりました。自分たちのオフィスをつくるのは初めてで、この場所に愛着が生まれましたね。床材の杉は、気仙沼や秋田から取り寄せているんです。ソーシャルを前面に出すのではなくて、楽しいワークショップの裏にじつは社会貢献の要素がある、弊社ならではの取り組みになりました。

泰生ポーチの 304 号室に入居して約1年半、ひとしずくのかねこまみさん。

私自身、以前勤めていたオフィスには、ビルのワンフロアに同じ会社の職員しかいませんでした。ですが泰生ポーチでは複数の会社が集まっているので、ゆるいご近所づきあいが生まれやすいのも面白いと感じています。この 5 月からは泰生ポーチ内にもう一部屋を借りていて、そこはコワーキングスペースのように少し開かれた場所として使っています」

ひとしずくの部屋。ワークショップでつくった床や壁、手作りの棚などに注目して欲しい。

取材・文:及位友美(voids)

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