「橋の上の、弘明寺市場」──歴史と新しい文化が交差するまちの魅力を発信
「横浜最古の寺」とされる真言宗弘明寺(横浜市南区)。鎌倉街道から寺まで延びる312メートルのアーケードは「弘明寺かんのん通り商店街」として、まちの人たちに長年親しまれてきた。2025年1月26日、商店街の中ほどにあり、大岡川にかかる「観音橋」「さくら橋」上でマルシェイベント「橋の上の、弘明寺市場」が初開催された。泰有社の「水谷マンション」内に事務所「AKINAI GARDEN STUDIO」を構える建築家・梅村陽一郎さん、神永侑子さん、入居者のクリエイティビティを育てるシェアハウス「ニューヤンキーノタムロバ」で前コミュニティビルダーを務め、そのまま弘明寺に住み続けるダバンテス・ジャンウィルさん(以下・ダバンテスさん)らも、商店街組合の先輩らとともに実行委員として参画し、1年をかけて準備をしてきた。弘明寺愛で一丸となった面々が作り上げたマルシェへの思いをうかがうとともに、当日の様子を紹介する。
GM2ビル
アートスタジオアイムヒア
出会いを出発点に、あなたとわたしの関係を探る
横浜市内での短期滞在を要件とする「ACYアーティスト・フェローシップ助成」。弘明寺のGM2ビルにある「アートスタジオ アイムヒア」は、その滞在拠点のひとつだ。
2024年度の助成を受け、10月18日から約2週間、そこで滞在制作していたのが演出家の野村眞人(のむら・まさと)さん。11月2日〜4日には、「上演+展示『分身と観客』」を発表した。その作品からうかがえる近年の活動や、弘明寺での滞在について聞いた。
GM2ビル 入居者ファイル #50 ガスさん・ふじまゆさん(ニューヤンキーノタムロバ・コミュニティビルダー)
泰有社の物件に魅せられた人々を紹介する「入居者ファイル」シリーズ。今回はGM2ビル4階「ニューヤンキーノタムロバ」でコミュニティビルダーを務めるガスさん・ふじまゆさんにご登場いただきました。
GM2ビル
タムロバの第2話
ニューヤンキーノタムロバ「ゼロフェス」レポート
GM2ビル4階にある「ニューヤンキーノタムロバ」(以下、タムロバ)。2023年の4月から、「クリエイティビティ最大化」を目指して入居者が自分の表現を追求してきた。その成果を発表するために、2024年2月24日(土)・25日(日)に開催されたイベント「ゼロフェス」を今年もレポートする。
GM2ビル
アートスタジオ アイムヒア
回復の物語を探して
2023年12月18日まで、弘明寺のGM2ビルにある「アートスタジオ アイムヒア」で滞在制作をしていたのが、アーティストのユニ・ホン・シャープさんだ。
アーツコミッション・ヨコハマ(以下ACY)の助成を受け、3部作《ENCORE》の2作目《ENCORE II - Violet》制作に向けたリサーチを行った。小松川事件、関東大震災、朝鮮人虐殺。植民地主義がもたらした暴力と個人の痛みを回復するルートを探して、ユニさんは横浜で数々の手がかりに出会っていく。
GM2ビル
入居者ファイル #46
チェコさん(ニューヤンキーノタムロバ・コミュニティビルダー)
泰有社の物件に魅せられた人々を紹介する「入居者ファイル」シリーズ。今回はGM2ビル4階「ニューヤンキーノタムロバ」でコミュニティビルダーを務めるチェコさんにご登場いただきました。